










米子のK邸 平屋住宅
概要
建築場所 鳥取県米子市
竣工 2024年4月
施工 株式会社 ウチダレック
広報担当より
2つの導線で暮らしやすさが高まる
「米子のK邸 平屋住宅」は、横に広がる美しいデザインが印象的な平屋建築で、白とグレーのサイディングが織りなすモダンな外観が特徴です。
特に晴天時には、この洗練された外観が青空に映え、建物の存在感を一層引き立てます。
住宅の右側には1台分の屋内ガレージが設置されており、ガレージから直接室内にアクセスできる利便性が確保されています。
さらに、この住宅は、屋内へのアクセスを考慮して、玄関からの動線と屋内ガレージからの動線という二つのルートが用意されています。
これにより、家族構成の変化やライフスタイルに応じた柔軟な動線計画が可能となり、暮らしやすさが一段と向上しています。
室内からは美しい日本庭園が
室内に足を踏み入れると、美しい日本庭園が目に飛び込んできます。
この庭園は、祖父母世帯が住む母屋と共有しているもので、庭を取り囲むようにリビングが設計されています。
この住宅は、同一敷地内に建てられた平屋でありながら、母屋と適度な距離を保つことで、離れた二世帯住宅のような良さを生かしつつも、お互いのプライバシーが守られるよう工夫されています。
チームスタジオアーキテクツでは、この距離感や動線についても綿密に設計し、住まれる方が快適に過ごせるよう配慮しています。
機能性とデザイン性を両立させたキッチンとたくさんの「青」
この住宅のもう一つの魅力は、機能性とデザイン性を両立させたキッチン周りのデザインです。
写真に見られるように、一見シンプルな壁面が広がっていますが、その壁を開くと広々としたキッチン収納が現れます。
この収納スペースは日常の利便性を考慮しており、さらにその奥には隠れたパントリーがあり、食料品や雑貨の保管に便利です。
通常は扉を開けたままスムーズな作業が可能ですが、来客時にはすべてを閉じることで、見せたくない部分を簡単に隠すことができます。
インテリアデザインにおいては、青色を効果的に使用しています。
全体のトーンに合わせて、さまざまな青の色調を取り入れ、白を基調とした空間にアクセントを加えています。
これにより、空間全体に心地よい統一感やリラックスした雰囲気が生まれています。
外部専門家と「チーム」で完成させた家
最後に、このプロジェクトでは、母屋と離れた場所に新しい建物を建てるという条件がありました。
そのため、土地に関わる手続きや調整が重要なタスクとなり、税理士や司法書士といった専門家を含めたチームで取り組みました。
チームスタジオアーキテクツらしい一丸となったプロジェクトの進行が、今回の成功に大きく寄与したと感じています。
そして、施主様のご要望を叶える形で完成したことを、チーム全体で非常に喜んでおります。
(広報担当 N)