今日、事務所(建築設計事務所)に営業さんが訪ねてこられた。何の営業なのかと言うと、お風呂の浴槽であった。コペルと言うフリー冊子を見て、こちらの事務所が在来のお風呂づくりをしているので・・・ということで訪ねてこられた。
近年、メーカーのお風呂はユニットバスが増えたことで、浴槽だけの販売が縮小されながら、選べる数が減っていた。
その営業さんの持ってこられたお風呂は、なんと五右衛門風呂!
こちらの社長さん
が、五右衛門風呂を造り続けていると・・・。すごい!
今は、存在していないのかと思っていました。やはり、良いものは残っていくのだと、改めて感じました。
その会社とは、
大和重工株式会社 http://www.daiwajuko.co.jp/index.html
最近、ホーロー製(外国製)とか陶器製のお風呂とかは良く見かけますが、こちらのお風呂はなんと、鋳物製です。五右衛門風呂だけではなく、鋳物を活かした浴槽を造っているそうです。正確には鋳物ホーローだそうです。そして、なんとエコキュートなどにも対応できるそうです。
(鋳物と言うと、薪ストーブを思い浮かべますね・・・)
鋳物ホーローのお風呂は、風呂上がりの体温に差が出るとのこと。(お湯の輻射熱の関係らしい・・・)
そして、更に驚きが・・・ なんと!九州地方は、今でも五右衛門風呂が売れているそうです。(出雲地方も・・・)
昔ながらの五右衛門風呂のセットもありました。なので、焚き口のあるお風呂は今でも造ることが可能であった!良い情報をありがとうございました。
近い内(春になったら)にまた、米子に来られるそうです。その時は、お風呂の現物をトラックで持って来てくれるそうです。(体験ができる)楽しみです。