第2回ワークショップ「鉄でつくる」を開催

第二回ワークショップのご案内

今回は、鉄をテーマに行います。

「七輪でできる!鉄鍛冶ワークショップ」:ホームセンターで気軽に買える炭と七輪を使って、鉄を加熱し叩いてみましょう!

加工予定品:S字フック

作業内容:「鉄を叩いて潰す」程度の作業

実際の加工後の写真(こちらを「つくり」持って帰って頂きます)

鍛鉄のフック

 

メイン講師:石川 哲(いしかわ あきら)さん  (鍛冶屋)「七輪でできる!鉄鍛冶ワークショップ」

講師:高田 圭輔(たかだ けいすけ)さん(大和重工株式会社) 「鋳物のお風呂 (体験・お話し)」http://www.daiwajuko.co.jp/index.html

日時:平成25年10月27日(日曜日) 13:00〜16:00まで

場所:株式会社TEAM STUDIO ARCHITECTS(チーム スタジオ アーキテクツ)事務所にて(建築設計事務所)

住所:鳥取県米子市皆生5丁目6−66

連絡先:tel:0859-35-3155

Fax:0859-21-0135

メール:info@team-studio.jp

日本の文化でもある鉄(鍛鉄)について楽しく、体験・学びませんか?(レアな体験です)鉄を叩き細くし、曲げる、という基本的な鍛造加工です。制作したものはお持ち帰りできますので 、袋・入物・カバンなどご持参ください。

料金:¥1,000- (材料代のみ)

制作は、講師のアドバイス・指導をして頂きます。

(初めての方もお気軽にご参加ください)

加工風景

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[注意事項]
・炭を使う際に多少火の粉が飛びますので、汚れても良い服装でお願いします。

 

(鍛鉄とインテリア・エクステリアについて)
鍛鉄(鉄の鍛造)とは鉄を加熱して柔らかくし、金槌で叩いて様々な形を作り出す古くからある金属加工方法の一つです。
西洋で鉄鍛冶はロートアイアンと呼ばれ、現在でも街中の看板やフェンス、扉の装飾などでその加工品をよく見かけます。
日本で鍛冶、鍛鉄といえば日本刀や包丁が真っ先に思い浮かべられるのではないでしょうか。
囲炉裏などで直火を扱っていた日本家屋で鉄製品は、火周りを扱う道具としても一般的でした。
しかしガス、電気の普及によるライフスタイルの変化などによって一般家庭内で鍛鉄製品を見かけなくなってしまいました。
生活で触れる実用鉄製品がほぼ大規模工場による大量生産品になってしまった一方、嗜好品としての手作り鍛鉄製品も近年見直されてきており、小物はもちろんインテリア、エクステリアにも積極的に鍛鉄を取り入れる動きもあります。
実際に藤原さんと私が仕事でご一緒する切っ掛けとなったのは「現代の建築と鍛鉄」というキーワードからでした。
今回の鍛鉄ワークショップは、住宅における鍛鉄製製品の面白さや可能性を模索する一つの切っ掛けとなれば、と思い企画させていただきました。

実際の作品

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住宅の階段手摺り

 

 

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犬の部屋の扉

 

 

[建築と鍛鉄について]
近年、建築に手仕事による素材感を取り入れる例が増えています。
鍛鉄(※)の場合、鉄を叩くことによって生まれる独特の「柔らかさ」が、生活空間である住宅では「癒し」に繋がるのではないでしょうか。
今回のワークショップでは、その鉄の「柔らかさ」をより実感していただければ幸いです。
(※鍛鉄とは鉄を加熱して一時的に柔らかくし、それを利用し叩いて加工する伝統的な金属加工技法です。表面に残るハンマーの跡が特徴的)

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